イケマックス

グルメとかサブカルとか新しい働き方とかを雑多に書き綴ります

「過労で死にそう」なアナタは必ず読むべし!「『死ぬくらいなら辞めれば』ができない理由」(ゆうきゆう・監修/汐街コナ・画)

 

 

 

「今日は会社行きたくないなぁ」orz

 

 

会社勤めの方なら誰もが思ったことがあると思います。

深夜まで終わらない仕事。面倒な人間関係。安い給料。

同じような不満を抱えながら出勤してクタクタになって帰る毎日。

 

 

そんな生活が「本当に嫌になった」人が取る選択肢が3つあります。

 

  • 会社を辞める
  • 会社に残る
  • 自殺する

 

 

3は究極の選択ですが、過労や人間関係に悩んで命を断ってしまう人は意外に多く、厚生労働省の「過労死に関わる統計資料」によると「勤務問題を原因とするもの」での自殺者数は年間およそ2000人を超えています

 

 

ちなみに2000人を超えてきたのはここ10年の話で、働くことがプレッシャーになっていることがここ最近になって顕著になってきていると言えるでしょう。

 

 

「そんなに辛いなら辞めてしまえばいいのに」

家族や友人からそう言われるかもしれません。

 

「でもそう簡単にやめられないよ」

多くの人がそう答えるでしょう。

 

 

でも本当にそうなのでしょうか? 

死ぬくらいつらいなら辞めたほうがいいのに。

 

 

なぜそれができないのでしょうか?

その理由と対処法がわかりやすく書いてあるのが本書です。

 

 

 

 

作画は本人も過労で「うっかり自殺しかけた」というイラストレーターの汐街コナさん。実体験を綴ったマンガなので説得力とリアリティがハンパないです。私自身鬱になったことはありませんが「うわ~、辛そうだなぁ」というのがヒシヒシと伝わってきます。

 

 

さらに監修は『マンガで分かる心療内科』シリーズで有名なゆうきゆう先生で、繊細な問題を非常にわかりやすく解説してくれています。

 

 

本書が一貫して言っているのが

 

「辛かったら辞めてもいいんだよ~。死ぬほど辛かったら他人のことなんて考えないで、自分のことを大事にしてあげて」

 

ということです。このメッセージをわかりやすく、そして優しく、噛み砕くように教えてくれています。

 

 

「辛い」基準は人それぞれ違う

 

 

昔、デザイナーが過労死したとき、所属していた会社の社長が「皆はもっと残業しているから、これくらいで死ぬと思わなかった」って言ったんですよ。

 

他の人がどうだろうと死ぬ人は死にます

だから過労死のラインが定められているのです

(本文より抜粋)

 

 

 

そうそう。そうなんですよ。人は機械じゃないので感じ方や耐性の違いで「辛い」と感じるレベルが変わってくるんですよね。

 

 

これを「みんな同じ」だと考えている管理職や経営者って多いと思いますね。「自分も昔同じくらい、いやそれ以上やってきたから大丈夫だろう」みたいな。

 

 

また「自分の方が残業時間も多いのに、なんでアイツだけリタイアするんだ」と思う同僚も多いと思うんですよね。

 

 

つまり会社全体が意識を変えないとこの問題は解決されないのではと感じました。

 

 

 

 

人のことを考えるのは素晴らしいと思います

人目が気になるのも人間なら当たり前のことだと思います

 

でも「命を落としてもいい」と本気で思う人はいないはず

 

「自分の命と人生を最優先に考える」それができれば

死ぬまで頑張ってしまうことはなくなるんじゃないでしょうか

 (本文より抜粋)

 

 

 

辛くなったらこの言葉を思い出して下さい。

そして働いていて「あ、自分ヤバイな」と思ったら

ぜひ立ち止まってください。

 

 

逃げ出したっていいんです。

死ぬほど辛かったら「投げ出す勇気」を持ちましょう。